こんにちは!ぐち(@bloguchi)です。
この時期になると毎年、新卒の年間目標をレビューすることがあるのですが「お金を稼ぐ」という意識がまだ身についてないなぁと感じることがあります。
法人企業である以上は利益を出すことを常に意識しないといけないのは当然ですが、個人レベルで取り組んだサービスやアプリでも収益をあげることを意識したほうがいいと僕個人としては思います。
対価を得るということ
世の中には無料アプリで素晴らしいものを公開されている方々はたくさんいらっしゃいますが、その方々をディスるつもりはありません。あくまでも僕個人としての考え方ですので。※ボランティアの意義や必要性もまた別の話だと思っています。
割いた時間、かけた労力に対する収益は必ず回収するという気持ちが大切だと思うんです。業務は遊びではありませんし、自分の時間も有限です。
会社から得ている給与も同じです。会社に対して何らかの利益(お金だけじゃないにしろ)を与えているから給与という形で対価をもらえるのです。
毎月毎月、自動的にお金が振り込まれるなんて夢のようなことはありません。
何もせずに給与をもらえることなんてありません。自分で稼ぐのです。会社員にとって会社は顧客です。顧客が望むものを売って対価をもらうというのが自然な流れかと思います。
学習計画
新卒はスキルアップのための目標や学習の計画をたてることがあると思いますが、ただ学び会社が求めるエンジニアになることが全てだと考えている子が多いような気がします。
悪いと言ってるわけではなく、あるべき姿かもしれませんが、せっかくプライベートの時間を割いてスキルアップを目指すわけですから、ついでにお小遣いでも稼げばいいのになと思います。
本質は多くを学び、早期に一人立ちできるレベルになることだと思いますが、金を稼ぐことを意識することにより、さらに多くのことを学ぶことができます。
会社員が(いや、むしろ社会で生きる全ての人と言っても過言ではないかも。)求められる本質は「稼げる人」です。その分野の技術力があることはもちろん、関連する知識や技術などを包括的に理解できている人のほうが支払われる対価は大きくなると思います。
そのため、言語スキルを高める計画を立てるときも関連技術や、ちょっと違うかもな〜ぐらいの知識は一緒に学べる計画を立てるべきだと考えています。ひとつのことを突き詰めるのももちろん大切ですし、一番の近道ですが、総合力を高めるほうが結果的には「近道」になるのかなーと。
一石二鳥を狙う
言語的なスキルアップとお金を稼ぐことを学ぶ最適な方法が、僕はサービス類に広告を出すことだと思います。稼ぐと言っても、たった1円でもいいんです。金額は問題ではなく「お金を稼ぐ」ことを学べればそれでいいんです。(と、割り切らないと心が折れます。笑)
言語スキルはとにかく数の理論です。コードに触れている時間が長ければ長いだけ上達します。スポーツも勉強も同じです。やればやるほどスキルアップします。良いコードに出会う数も増えますし、自らも良いコードを書こうと意識するはずですので、純粋に時間次第です。
ただ稼ぐというのは、数の理論ではなさそうです。いくら取り組んだところで収益に繋がらない方法だと、どれだけ時間をかけても思うように伸びません。特にアプリやWebサービスに広告を出して収益を出そうとすると、コンテンツ自体ももちろん、広告を掲載する場所によってもクリック率が変わるそうです。試して検証して試しての繰り返しになると思うんですが、そういう時間を過ごすことで自然と収益化について考えることになると思います。
その時間こそ、アプリやWebサービスに広告を出して収益を出す最大の効果だと思います。作りたいモノを実現するために技術的な調査を繰り返し、作りたいモノでお金を稼ぐために試行錯誤する。技術レベルも収益も、一石二鳥ですね!
トレンドやユーザー動向をつかむ
アプリやWebサービスを作り広告を掲載していると、よく使われている(クリックされやすい)時間帯や曜日、さらにどういったコンテンツが人気なのかなどユーザー動向が見えてきます。
トレンドやユーザー動向などは仕事をする上で必ず役に立ちますし、必要になる場面があります。
それら情報収集だけをするには何から調べればいいかわからない場合も、自身のスキルアップと同時にできればこの上ないラッキーですよね。笑
まとめ
フリーのサービスやアプリに対して広告を出すことは賛否両論ありますし、何が正しいかということはわかりませんが、僕は広告を出すことに対しては肯定派です。自身のスキルアップのためにサービスを作り、知識を蓄積するために収益化を学び、ユーザー満足度をあげるためにトレンドを知るという流れを総合的に経験することで、必ず次のステージに上がる近道になっているはずです。
何が言いたいのかよくわからなくなってしまいましたが、これだけはお伝えします。
「若手のみなさま、アプリやサービスには広告を貼りましょう。」
では今回はこの辺で。