デキるエンジニアになるために若手エンジニアに取り組んでほしいこと5選

こんにちは!ぐち(@bloguchi)です。

IT業界を10年も20年も経験のある方々と話をしていて、いつも話題にあがる『若手をどうやってスキルアップさせるか』。この議題は話が尽きないですね。笑

社内でもコーディングスキルの高い方々が『俺はこうやったよ。』とか『こうすればいいのに。』といった感じで話に出てくるスキルアップ方法をご紹介します。

ひとつのプログラム言語にこだわらない

JavaとかScalaとかPHP、C#など世の中には様々な言語があります。当然この業界に入って未経験であれば『初めの言語』というものに触れます。

初めのうちは、この初めての言語を集中的に学習すると思います。ただずーとそれを続けるのもどうかなという話です。ある程度書けるようになったり、気分転換にでもいいんですが、色々な言語に触れ、それぞれの違いや難しさに直面することが大事だと話していました。

最初なんて右も左もわからない状態なんだから、どの言語を学んでも一緒だと。だからどうせわからないんならいろんな言語に取り組めばいいという内容でした。

確かにJavaで行き詰ったときに、PHPを学んで、ちょっと飽きたからJavaの学習を再開したタイミングで、今まで悩んでいたことが一気に解消するなんてことがありますよね。

それと、案件に入るときも複数の言語を少しでも経験していたほうがアサインの機会が増えるから、それだけ早く業務レベルのプログラミングに触れることができるとのことでした。

僕もこの話には共感できますし、実際に僕が未経験でこの業界に入った、いわゆる新卒の頃はJavaを学び、片手間にPHPとJavascriptで小さなプログラムを作って遊んだり、WSH(Windows Script Host)で隣の席にいる同期のデスクトップにイタズラしたりしていました。

動作するプラットフォームが違う言語を並行して学習することで、色々な学びがあったと思います。

小さなプログラムで遊ぶ

いきなりWebサイトを作るとかアプリをリリースするという目標を持つことも大事なんですが、大きすぎる目標だと完成までに時間がかかって挫折したり、完成するまでに飽きてしまうという問題があります。

これは誰でも経験したことがあるとは思いますが、そうならないために小さなプログラムを量産するといいとのことでした。数行で完結するような簡単なプログラムを作ったり画面を伴わずにコンソールだけで動作するようなものから始めて、徐々に規模を大きくするといった感じです。

画面がないプログラムは比較的ライトに作っていけるような気がしています。コンソールで対話形式で進めるプログラムとか、WebAPIなんかがそうですね。

飽きる前に完成しますし、ゴールが近いと挫折もしにくかったりしますよね。気付けば100個も200個も作っていて、いざアプリやWebシステムを作ろうとしたときに流用できるということもメリットのひとつですね!

目的を持って学習する

『仕事で必要だから。』とか『会社で学習するように言われたから。』という理由で学習を始めて長続きしません。やはり自分が興味を持って、目的がある状態で取り組まないとどうしてもやらされている感が抜けません。

やらされている状態で学習を進めても、学びも少ないですし、何より楽しくないですよね。目的は何でもいいと思うんです。世の中にない便利なサービスを作りたい。だからWebの知識が必要だ。であればPHPとHTMLを学ぼうという意欲につながりますよね。

プログラムが書けるようになって、どうなりたいのか何をしたいのかをまずは考えたという話もありました。入社する会社を選ぶときに考えている人もたくさんいると思いますが、大きな目的ではなく、身近な目的を考えるといいですね!

何でも「できます!」と答える

この話が出たときに『あーあるある!』とか『いつもそう言ってた!笑』といったリアクションが多く、場が非常に盛り上がりました。笑

書ける言語が少ないと、それだけアサインの機会が減るので、何か打診があったときにはドヤ顔で『え?○○ですか?まぁ書けますよ!』と即答することがコツで、アサインが決まれば参画日までに必死で勉強するそうです。

確かに自分ひとりで取り組んでいても、誘惑に負けたり、言い訳をして学習が進まなかったりしますが、業務で必要となれば必死になって学習しますよね。しかも自分でドヤ顔して書けると言ってしまった手前書けない状態では参画なんてできませんし。

自らハードルをあげて、そのハードルを超えていく、まぁよく手法といえばよくある手法ですね!

とにかく書く

これを言ってしまえばその通りなんですが、とにかく量をこなすと。笑

そりゃそうなんですけどね。プログラムだけじゃなくてスポーツも勉強もとにかく量をこなせば、それなりにできるようにはなると思います。辛いタイミングもおもしろくないタイミングもあると思いますが、とにかく書き続ける。精神的に強い人ができる荒技です。

僕もどちらかというと、このタイプだったような気がします。前述の通りいろんな言語を、とにかく書いて書いて書きまくりました。今もたまに業務でコーディングするとワクワクしちゃいますしね。

まとめ

とまぁ、こんな感じで同僚たちと話をしていたのですが、共通点があって全員が揃いも揃って『習うより慣れろ』精神の持ち主でした。笑

タイプが似た人間同士だったので、今回ご紹介した5選はかなり偏りを感じますね。

若手エンジニアの皆さん。書いて書いて書きまくりましょう!

では今回はこの辺で。