ホーンが鳴らない場合にチェックするポイント

こんにちは!ぐちです。

アメ車ネタ続いていますね〜。笑 自分の備忘録も兼ねていろいろと残していきたいと思います!!

ホーン(クラクション)

車のホーンは保安部品なので鳴らないとか設置されていなければ車検に通りませんし、そもそもいざという時に危ないですよね。そこで今回は僕の車のホーンについてお話します。

ホーンはステアリング中心にスイッチが付いていることがほとんどですが、スイッチの接点がくっつくことにより電気が流れて音が鳴る仕組みです。大きな音を鳴らす必要があるのでバッテリーからプラスの電気を取る作りになっています。ただしバッテリーに直接つなぐと音が鳴りっぱなしになるのでスイッチがオンの時だけ通電させ、オフの時には電気を遮断するような仕組みが必要です。少し難しいかもしれませんが、ホーンを鳴らす電気とスイッチを動作させる電気が必要でそういう仕組みのものをリレーといいます。

ホーンが鳴らない

前述の通りホーンはステアリングの中心にあるスイッチを押すことで鳴るのですがそのスイッチの接点がサビやホコリで汚れていると接触不良を起こしホーンが鳴らなくなることがあります。そういう時は接点を掃除するとか、通電性の高いグリスを塗れば直ることが多いです。
接点の他にも原因はいくつかあります。

断線

ステアリングからホーンリレー、リレーからホーン本体、バッテリーなどへの配線がどこかで断線している場合は1本1本辿っていき断線箇所をバイパスさせるかつなぎ直す必要があります。これは修理方法は簡単ですが修理箇所を探すのがとんでもなく大変です。

リレー

スイッチのオン・オフによりホーン本体への通電をコントロールしているリレーですが、だいたいボンネット内のヒューズボックス内か室内のヒューズボックス内のどちらかにあります。ヒューズとは違いプラスチックの箱のようなものです。これが故障しているのであればリレーを交換すればOKです。

リレーを差し替える

僕もホーンが鳴らなくなった時は整備工場で接点の調整をしてもらい一時期は鳴るようになったのですが、ある時に気づくと鳴らなくなっていました。もう一度点検してもらうとリレーが壊れているかもということでリレーをネットで探したのですが、見つかりません、型が古いのか理由はわかりませんが新品のリレーがないのです。

ちなみに完全に鳴らないのではなく、スイッチから一旦接点をショートさせると鳴るようになります。エンジン停止後しばらくするとまた鳴らなくなるのでリレーに電源が来てない可能性が高いということでした。
※素人の僕には難しかったです。。。笑

そうなれば、もう最後の手段です。同じ型の使ってなさそうなリレーをホーンリレーと入れ替える!!

ヒューズボックスの説明を見ながらどれがいいか整備士さんとあーだこーだ言ってると最適なリレーを見つけました!!写真の「DRL」というリレーです。

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灰色のDRLがリレーですね。白い四角はヒューズです。

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OMRONの8567という型番です。

これは「Daytime Running Lamp」といいまして、外国の車は日中もヘッドライトをつけて走ることが多いですがそのライトのリレーです。幸い僕の車はDRLをつけていないのでリレーを作動させることはありません。今後つける予定もありません。

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右側のヘッドライト部分ですが、左からポジション、ウィンカー、DRLとなっていまして、僕はDRLを使わないので球を抜いています。※というか納車時から抜けていました。笑

しかもホーンリレーとDRLリレーは同じ型です!これはもう入れ替えるしかないね!ということでそれぞれのリレーを抜いて差し替えました。

リレーって大事なんだね

リレーを入れ替えるだけで下手に修理費用がかからないこともそうですが、あんな小さな部品一つなのに重要な部品なんだなと改めて部品ひとつひとつの重要さを感じました。

ヒューズボックスを開けてリレーを見ることなんて滅多にないと思いますが、たまには中を覗いて安全にかつ快適に動いてくれていることに感謝しつつホコリまみれのリレーたちを綺麗にしてあげてみてはいかがでしょうか?笑

では今回はこの辺で。