HONDAスーパーカブ110(JA10)のオイル交換手順

こんにちは!ぐち(@bloguchi)です。

僕の普段の足となっているバイクHONDAのスーパーカブ110のオイル交換を行いました。エレメント等がないのでめちゃくちゃ簡単なので皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

準備物

スーパーカブのオイル交換は下記のものがあれば十分かと思います。

新品オイル

僕はいつもHONDA純正のウルトラG1というオイルを使っています。頻繁にメンテナンスしていないので多少バイクに負担のある乗り方をすることもちらほら。。。なのでオイルぐらいは純正のやつを入れてあげようという、いまいちパッとしない理由です。1L缶1本で済むのでコスト的にもさほどですしね。SAE規格は10W-30です。

17mmのソケットレンチ or メガネレンチ

オイルパンのボルトを外してオイルを抜くのに必要です。サイズは適切なものを使いましょう。

僕は斜度がついた下記のようなものを使っています。15×17mmのメガネレンチがあればなーといつも思います。理由は改めて別の記事で。笑

オイル廃棄用品

僕はいつもオイルポイパックというものを使っています。まぁ特にこれじゃないといけないというわけではなく、新聞紙やトイレットペーパーなどにしっかりと染み込ませて廃棄することも可能ですが、そこまで高い商品ではないので、僕はこれを使っています。

とはいえ、スーパーカブ110はオイル交換量が0.8L程度なので、一番小さいサイズを買っても十分過ぎるサイズです。友人のバイクと一緒に交換するとか、大きなサイズを買って車のオイル交換を一緒にやってしまうとかできればいいですね!僕は車と一緒にやるので6.5Lのポイパックを購入しています。

オイル交換手順

他の記事でもご存知の通り、バイクのメンテナンスに関してはド素人です。普段はシステム開発のエンジニアです。ですのでオイル交換の出来事に関しては自己責任とさせてください。

オイルキャップを緩める

写真の中央にあるプラスチックのキャップがオイルの注入口です。オイルを入れるときには当然開けるのですが、排出時も空気孔として軽く緩めておくのが良いそうです。ゴミが混入しないように全部開けず、緩めるだけにしておいてください。

ドレンボルトを外す

下記の写真中央に、真下を向いたボルトが見えると思います。これをドレンボルトといいまして、オイルパンにあるエンジンオイルの排出口を塞いでいるものです。

なので、これを外し切るとエンジンオイルがドバァーっと出てきます。17mmのレンチでクイッと緩めて、手で緩めつつ排出されたエンジンオイルを受ける準備をしましょう。真下に流れ出るだけですので、真下にポイパックを設置し、工夫して手でボルトを緩めていきます。

レンチで緩めるときの力加減を覚えておいてください。締めるときに必要になります。

ドレンボルトをキレイにする

外したドレンボルトをキレイにしましょう。パーツクリーナー等でキレイにするのがベストですがティッシュペーパーやウェスなどでキレイに拭くぐらいでも大丈夫でしょう。

このときにオイルを拭き取るのはもちろん、鉄粉が出ていないかチェックもしておいてください。ドロっとした塊がボルトの先についているとエンジンフラッシングをしたほうがいいかもしれません。気になるようでしたら一度整備工場に持ち込んで見てもらいましょう。

ドレンボルトを締める

ほぼオイルが抜けきったらドレンボルトを元通りに締めます。この時力いっぱいギュウギュウと締め付けずに、緩めたときと同じぐらいの力加減で締めてください。本来はトルクレンチで規定のトルクを測り締めたほうがいいですが、あいにく僕はトルクレンチを持っていないので、自分の感覚を信じて締めています。笑

オイルを注入する

緩めておいたオイルキャップを外して、新品のオイルを注ぎます。オイル交換時の注入量は0.8Lなので1缶まるっとは入れません。半分ちょっと過ぎたあたりから、少しずつオイルキャップの先にある目盛りを確認しながら追加していきましょう。

入れすぎた場合に減らすのは不可能に近いぐらい難しいので、入れすぎないように注意が必要です。

アイドリングする

オイルキャップの目盛りで十分な量を注入できたら、オイルキャップをしっかりと閉めてエンジンをスタートさせます。このときにいきなりスロットルを開けて空ぶかししないようにしてください。

3〜4分アイドリングさせてエンジン全体にオイルを浸透させます。おそらくアイドリング前よりも少しオイル量が下がっていますので、下限ギリギリになった方は少しだけオイルを追加してください。

完了チェック

すべてが完了したらドレンボルト周辺とオイルキャップ周辺にオイル漏れがないか確認してください。目視で結構です。オイルが漏れてなければ作業は完了です。

まとめ

整備工場に持ち込んでオイル交換しても、さほど高くはありませんが、自分が命を預けるバイクを知るという意味でも日々自分の目で見て、メンテナンスをしたほうが愛着も湧きますし、出先で何かあっても解決できるかもしれません。

とは言っても僕もオイル交換ぐらいですが、定期的に必要な作業なので節約にはなっているかなと思っています。簡単な作業なので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

では今回はこの辺で。