シボレー・サバーバンのエンジンオイル交換手順のご紹介

こんにちは!ぐち(@bloguchi)です。

先日スーパーカブのオイル交換の手順をご紹介しましたが、今回は愛車のシボレー・サバーバンのオイル交換手順をご紹介します。

バイクとさほど変わりませんが、オイルエレメントも交換したのでそちらの様子も写真付きでご紹介します。スーパーカブのオイル交換の様子は下記の記事を見てください。

準備物

今回はエンジンオイルとエレメントも一緒に交換したのでスーパーカブのときよりも工具が多く必要です。

新品オイル

値段や生産国、粘度などで様々な種類のエンジンオイルが売られていますが、僕は下記のものを使っています。

コスパ最強と言われるエンジンオイルの一つですが、僕は高価なものを長く使うよりも安価なものを頻繁に交換する作戦です。

オイルエレメント

amazonに商品がなかったのですが、日本カリフォルニアカスタムさんのサイトに販売されています。DELAMOのCF46です。いつか使うので僕はいつも5個セットを購入しています。半額ですしね。

ACDelcoの互換品ならAmazonにありましたが、びっくりする値段ですね。。

15mmのソケットレンチ or メガネレンチ

オイルパンのボルトを外してオイルを抜くのに必要です。サイズは適切なものを使いましょう。

スーパーカブのオイル交換の記事で「15×17mmのメガネレンチがあればー」と書いた理由ですが、サバーバンのドレンボルトが15mmだったからです。15×17mmのメガネレンチがなく、それぞれ買わないといけなかったので。笑

オイル廃棄用品

別の記事でもご紹介しましたが、下記のものを使っています。

カップ型オイルフィルタレンチ

どの商品を買ったのか覚えていないので、リンクは省略しますが、下記の写真の黒いカップ型になっているやつです。エレメントにカポッとはめて緩めたり締め付けたりします。

オイル交換手順

では、早速写真付きでご紹介したいと思います!と思っていたのですが、作業中は手がオイルだらけになり写真を撮っている余裕がなくなりました。。泣

できるだけわかりやすく書きますので。

ジャッキアップ

車の下に潜れるぐらいの隙間を開けますが、ジャッキアップだけで下に潜ると万が一ジャッキが外れたときに下敷きになりめちゃくちゃ危険です。もうね、自殺行為です。なので必ずリジットラック(ウマ)や廃タイヤなどを車体の下に入れ下敷きにならないように注意しましょう。

リジットラック(ウマ)は下記のようなものです。

オイルキャップを緩める

ボンネット内にあるオイルの注入口のキャップを緩めてください。ゴミの混入を防ぐために完全に開けきらず緩めてそのまま置いておいてください。

ドレンボルトを外す

下記の写真中央に、車体後方を向いたボルトがドレンボルトといいます。オイルパンにあるエンジンオイルの排出口を塞いでいるものです。

なので、これを外し切るとエンジンオイルがドバァーっと、けっこうな勢いで出てきます。15mmのレンチでクイッと緩めて、手で緩めつつ排出されたエンジンオイルを受ける準備をしましょう。ポイパックをボルト真下から気持ち後ろまでカバーできる位置に配置してください。排出の始めの方は勢いがあり、排出口の向きと相まって後方に飛び出ます。笑

それと、レンチで緩めるときの力加減を覚えておいてください。締めるときに必要になります。

エレメント(オイルフィルタ)を外す

ドレンボルトからの排出はしばらくすると勢いもなくなり、ボルトの真下に落ちるようになりますので、続いてエレメント(オイルフィルタ)を外します。

ドレンボルトから見て車体左側にある黒いツルっとした表面のものがエレメントです。ACDelcoであれば青色ですね。他社製品はわかりません。笑

そのエレメントを、先にご紹介したカップ型レンチで緩めるのですが、ドレンボルトと同様に少し緩めて、残りは手で緩めていきます。少し緩まったあたりからエレメントと車体の隙間からびっくりする量のオイルが出てきます。これをポイパックで上手く受け止めてください。

外したエレメントはポイパックの中に落としておきます。それよりもオイルを浴びないように注意してくださいね。笑

あと大切なのが、ドレンボルトと同様に緩めた力加減を覚えておいてくださいね。

ドレンボルトをキレイにする

パーツクリーナーなどでドレンボルトをキレイにしてましょう。スラッジと呼ばれるオイルの燃えカスがボルトの先にいっぱい付着していると思います。エンジンオイルに滞留しているものはエレメントで濾過されますが、多少はオイルパンの中に溜まっています。

エレメントのゴム部分にオイルを塗る

次の手順としては新しいエレメントを取り付けるのですが、ここで一つ注意が必要です。新しいエレメントの取り付け口にあるゴムの部分にオイルを塗りましょう。ゴムのままだと取り付ける際に滑らずにねじれてしまうとその隙間からオイルが漏れてきます。

排出したオイルでも新しいオイルでもどちらでも問題ありません。写真の赤線のゴム部分にしっかりとオイルを塗っておいてください。

写真は新品のもので撮り忘れたので取り外した廃棄予定のエレメントです。オイルでぐちゃぐちゃになってますが、新品はキレイですよ。笑

エレメントとドレンボルトを締める

オイルの排出が弱ってきたらエレメントとドレンボルトを元通りに取り付けていきます。このときに力任せにいっぱい締めるのではなく、緩めたときの力加減で締めてください。本当はトルクレンチがあれば一番なんですが、僕は持っていないので。笑

エレメントとドレンボルトを締めたら周辺をパーツクリーナーなどでキレイに拭いておきましょう。オイル漏れの際にわかりやすくなりますし、日頃あまり見ない部分なのでこういう機会にキレイにしておくといいかなと。

オイルを注入する

先にご紹介したオイルは1本が946mlですので、だいたい6本入れることになります。確か5.4Lだったと思います。5本目を入れ終わったらオイルゲージで量を見ながら入れてください。エレメントも交換している場合は6本まるまる入ると思います。

入れるときに漏斗を使うとこぼさずに楽に入れることができます。エンジンオイルをボンネット内の熱くなる部分にこぼしてしまうと、エンジンが温まった頃に臭いと煙が発生します。できるだけこぼさないように入れてくださいね。

アイドリングする

オイルゲージで適量になったら、オイルキャップをしっかりと締めて3〜4分アイドリングしてください。アクセルを踏み込んで空ぶかしする必要はありません。アイドリングするとオイル量が下がるのでゲージで確認しつつ追加が必要であれば追加してください。

最終チェック

エレメント、ドレンボルト周辺からのオイル漏れがないか、ボンネット内のキャップ閉め忘れなどがないか、最終確認を行います。何も問題なければ作業は完了です。

まとめ

整備工場等に依頼してオイル交換をしてもらえば楽に済みますが、やはり定期的にお金がかかりますし、バイクや軽自動車と違い、このサイズのオイル交換は工賃もオイルも高いんです。。オイルに関しては必要な量が多いということでまだ理解はできますが、外車ということだけで工賃が高くなったり、受付すらしてもらえないところもあります。

僕が普段お世話になっている整備工場は快く引き受けてくれますが、オイルの持ち込みはできないので、そこで取り扱っている銘柄から選ぶしかありません。

自分が乗っている車ですから、自分で手間をかけてメンテナンスすることに楽しさを覚えているので、僕はこれからも自分でオイル交換をしていこうと思っています。

では今回はこの辺で。