トランセンデンス【Huluで最近見た映画】

こんにちは!ぐちです。

意識の存在場所

ジョニー・デップが主演の人工知能にまつわるストーリーでした。ただ人工知能にフォーカスをあててあるわけじゃなく人間の意識や知能の在り方といいますか存在そのものを考えさせられる作品でした。

普段何気なく意識してーとか無意識にーとか言っていますがこの作品を見て意識って何だろうなと考えるようになりました。人間の脳はまだ解明されていないことがたくさんあると言われていますよね。この作品のように意識の研究なんてのもその一部なんでしょうね。

生き続ける

作中では死に際のジョニー・デップの頭脳をコンピュータにアップロードし人工知能として彼を生かそうとします。しかしこれは本当に生きていることになるのでしょうか。

生きているという認識といいますか感覚は人それぞれだと思いますが物理的に存在することを指すのでしょうか。それとも本作品のように人工知能として存在することでしょうか。人が生きているということが曖昧な表現なんだなと強く衝撃を受けました。

曖昧や矛盾

現代ではコンピュータで曖昧さや矛盾を実現さることは難しいとされています。もちろんその分野の研究をされている方はたくさんいらっしゃいまさ。

人間の脳は曖昧さや矛盾の連続だと思うのですがコンピュータでこれらを実現することができるとしたらもう革命ですよね!現代でいうコンピュータ制御の常識が覆ることになると思います。今では想像もできないことが当たり前になっていくのでしょうね。

愛を感じられるのか

人の意識をコンピュータで稼働させることができたらの話になるのですがコンピュータは感情を持つことができるのでしょうか。ウィル・スミス主演のアイロボットを観た時も思っていました。感情は人の主観によるところが大きいと思うので実現するのは難しいだろうと思っています。

ただ、本作品の最後に人工知能となったジョニー・デップが愛情を表した行動をしたと感じれるシーンがあります。個人的にはそこが一番衝撃的でしたね。本当に人工知能の究極の進化型ではないかと。。

今ですらコンピュータの進化は目まぐるしく発展していますが近い将来、人工知能が人間の世界をコントロールする時代も来るかもしれませんね。
非常に楽しみな反面脅威でもありますよね。