車の電気についてあれこれ

こんにちは!ぐちです。

今回は車の電気制御?方法?について今までよくわかっていなかったことが10%ぐらい理解できたので備忘録を兼ねてご紹介したいと思います。
素人なので言葉の使い方が正しくない可能性がありますが、雰囲気で読み取ってくださいね!笑

電気の塊

車は電気の塊です。笑
というのはオルタネーターと呼ばれる発電機で電気を作り、バッテリーに蓄電しながら、バッテリーのプラス端子から電装品を通り、マイナス端子へ戻ってきます。この一連の流れで車両にも電気が流れていることになります。プラス端子からマイナス端子をつなぐ一連の輪がつながっていることで電装品のプラス側とマイナス側に電位差が生まれ電流が流れることになります。らしいです。笑

正確にお伝えしますと車両を通っている電気はマイナス電流といいまして、グランドアースとかアースと呼ばれているものです。電装品のプラス線をバッテリーのプラス端子につなぎ、電装品のマイナス線をボディの金属部分にあてると電装品が稼働します。

電源の種類

上記の通り車には電気が流れていてたくさんの電装品が動いて走行可能となっています。その中にはエンジンもありますしオーディオやエアコン、ステアリングなど本当に多くのものが電気で動いています。エンジンが動いているとオルタネーターが発電しますので蓄電された電気を使い果たすことはないのですが、エンジンが止まっている時に全ての電装品が電気を消費するとあっという間にバッテリーの電気を使い果たしてしまいます。

そのために車には様々な通電するタイミングが用意されています。

常時電源

言葉の通り常時電気が流れている配線のことを指します。オーディオやパワーシートなどエンジンが止まっている状態でもある程度は動かないといけない電装品がここから電気を得ています。オーディオやナビはエンジンを切ると止まっているように見えますが内部的に時計を動かすためなどに常時電源が入っている状態です。

ACC電源

キー位置をアクセサリーにしたときに電気が流れる配線のことを指します。オーディオやナビはこのタイミングで始動することがほとんどですね。ただエンジンはまだ動いていないために長時間ACC電源をオンにしておくとバッテリーの電気を使い果たしてしまいます。

イルミネーション電源

こちらはスモールランプを点灯させた時に電気が流れる配線のことを指します。スモールと連動したLEDなどを取り付ける際によく使われます。

エンジン動作時

エンジンが動いていれば上記で説明した電源全てに電気が供給されています。

コントロール方法

電装品にはスイッチがついていて、必要なときだけ動作するようになっています。わかりやすいところでいくと車内灯やヘッドライトなどが挙げられますね。それらはプラス電流の通電を制御する方法とマイナス電流の通電を制御する方法があります。
※なぜ2パターンの制御方法があるかというと、コストメリットがあるらしいのですが僕にはまだ難しい話でした。。。

プラスコントロール

プラス電流を遮断したり通電したりする制御方法です。

バッテリー(+) → スイッチ → 電装品(+) → 電力消費(ライトなど) → 電装品(-) → ボデイアース(バッテリー(-)) とつながっています。
スイッチのオンオフによって電装品へのプラス電流が制御されているためプラスコントロールと呼ばれているそうです。ちなみに図解しようと試みましたが僕のレベルでは厳しかったです。笑

マイナスコントロール

マイナス電流を遮断したり通電したりする制御方法です。
バッテリー(+) → 電装品(+) → 電力消費(ライトなど) → 電装品(-) → スイッチ → ボデイアース(バッテリー(-)) とつながっています。

スイッチの位置

上記の違いは何かといいますと・・・あまりよくわかってないのが正直なところなのですが要は電装品の前後に来ている電流が異なるということなんだと思います!笑

プラスコントロールであれば、

  • スイッチオン時
  • 電装品のプラス側には12V、マイナス側には0V
  • スイッチオフ時
  • 電装品のプラス側には0V、マイナス側にも0V

となり、
マイナスコントロールであれば、

  • スイッチオン時
  • 電装品のプラス側には12V、マイナス側には0V
  • スイッチオフ時
  • 電装品のプラス側には12V、マイナス側にも12V

となります。

スイッチの位置がバッテリーのプラス端子から見て電装品の前にあるか、後ろにあるかの違いですね。おそらく・・。

検電テスター

どういったタイミングでどこに電気が供給されているのかを知るには電装品を繋げるのもひとつですが検電テスターと呼ばれる便利な工具が販売されています。デジタル表示だったり音が鳴るものもありますが僕は一番安い下記のものを使っています。

プラス電流を確認したい場合は、ボディの金属部分(ネジ山など)にクリップを挟み、尖ったほうで調べたい電線をぐっと指します。柄の部分が赤く光れば通電しているということになります。シンプルな機能をもった工具ですが結構役に立ちます。一つ持っておいて損はしないと思いますよ!

では今回はこの辺で。